方針
2025年05月20日肩こりとラジオ体操

ラジオ体操、全国民が知っている有名な体操です。小学校の頃、夏休みの朝にラジオ体操をして、参加スタンプを押してもらった、なんて経験を持った方も多いのではないでしょうか。小学校の頃はラジオ体操第一と第二をしましたが、大人になるにつれて第一が主流になっていきます。第一は第二に比べても、「いつでも」「どこでも」「だれでも」行えるように一般の方々を対象に作られ、運動強度もそれほど強くはないとのことですので、親しみやすい体操といえると思います。
当社でも、始業の鐘がなると、ラジオ体操第一の音楽が流れ、全員でラジオ体操をすることになっています。業務時間中に行うことにしており、ラジオ体操も立派な業務です。
ある資料を確認していた時、ラジオ体操の目的という内容に出会いました。2016年、元副社長の資料です。それには、こう記載がありました。
毎朝のラジオ体操の目的
1.体をほぐし、仕事中の怪我を防ぐ
2.軽運動による健康チェック
3.個人の時間→集団協同時間への切り替えとその意識の共有
最初の協同作業→各個別協同作業
ネットで調べても、「健康促進」「体調や気持ちのリフレッシュ」「従業員同士の連帯感」「朝の眠気やだるさの軽減」「事故やけがの予防」といった同様の内容を見つけることができます。
当社では、私が就任する2年くらい前に「しっかりラジオ体操キャンペーン」をしていた時期があると聞いていますので、理解されている方が多いと思います。
ラジオ体操は、全身をくまなく使うように配慮された健康に優れた体操ということをよく聞きます。小学校の頃に、正しいラジオ体操の仕方というのを何回か教わりました。かなりの部分を覚えていますが、関節を伸ばすところは伸ばす、たたむところはたたむ、耳につけるくらいに腕をあげる、体を十分にひねるといった内容をすべて行うと、結構、負担を感じるのがわかります。たった数分の、強度がそれほどでもない運動にもかかわらず、うっすらと汗をかくことがあります。
ラジオ体操、経験上、肩こりにも効きます。特にオフィスワークの人は、肩が凝っている方が少なくないのではないでしょうか。ラジオ体操中、腕を上げる動作が何回かありますが、私の経験からは、真上にあげる時は腕が耳につくように、横にあげる時は、水平より若干上に腕をあげるようにすると、効果的のように思います。小学校の時に習ったやり方です。
えっ! そんなこと言われても腕が上がらない? 子供の時にはできていたのに、大人になってできなくなっている、よくあることです。人それぞれですので、自身に合ったやり方でいいと思います。
(参考資料)
「実はこんな理由が!?ラジオ体操をする目的と工場・製造現場との関係性」、アルテコラムHP
https://artecolumn.com/1877/