J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置J-tech Rotate equipment Abnormal Vibration simulation unit

装置概要

  • J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置利用の様子
  • J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置利用の様子

各種プラントの保全活動において、振動診断を用いた状態監視の技術は重要や役割を担っています。
しかし、回転機器の異常の発生は不定期であることから、実際の異常を通して診断技術を向上させることは非常に困難です。
当社は北東北最大規模のプラントである六ケ所再処理工場およびウラン濃縮工場において蓄積してきた振動診断の知見をもとに、各種回転機器を模擬して実際のメカニズムで異常の状態を再現でき、汎用機器においても応用可能な訓練用装置「J-RAVⓇ」を開発しました。
本装置を用いた教育・訓練の開催の他、販売にも対応しております。
※J-RAV:J-tech Rotateequipment Abnormal Vibration simmulater

J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置の画像
モータ出力 1.5kW,60~1450rpm(横型回転ユニット)
0.4kW,60~1410rpm(ベルト駆動ユニット)
寸法(㎜) W1350×D800×H1004
重量 約500kg
軸受 6205ZZ(横型回転ユニットモータ)
6310(横型回転ユニット軸受箱)
6203ZZ(ベルト駆動ユニットモータ)

お客様の要望に応じた仕様変更も可能です。
お気軽にご相談ください。

特 徴

J-RAVⓇはプラントの種類を問わず代表的に使用されている回転機器(電動機単体、横型ブロワ、ルーツ式ブロワ、横型渦巻ポンプ)の構造的特徴を模擬しており汎用性が高いことが特徴です。実際の現場で使用されている回転機器と同様のサイズ感で構成されているため、現場と同等規模の体感が得られます。
また、簡単な操作で実機同様のメカニズムに基づいた異常事象を再現することが可能です。

モーター単体/横型ブロワ/横型渦巻ポンプ/ルーツ式ブロワの構造的特徴を模擬しているJ-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置の画像
J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置の写真
J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置の写真
J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置の写真
J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置の写真
J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置の写真
J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置の写真

こんな異常振動事象を再現できます

  • 潤滑不良
  • 軸受キズ
  • アンバランス
  • ミスアライメント
  • ガ タ
  • 共 振
  • Vベルトの弛み
  • 負圧変化に伴う過振動

訓練風景

J-RAVⓇは現場に設置されている回転機器と同等規模の運転状態を再現できます。
本装置を活用することにより、振動診断技術者の育成や技術継承に留まらず、回転機器の状態監視を行う若手社員や経験の浅い技術員に対して現場相当の経験(experience)を提供することが可能です。
また、回転機器に触れる機会の無い学生に向けた体験学習にも活用しています。

J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置での訓練の様子
J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置での訓練の様子
J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置での訓練の様子
J-RAV 回転機器異常振動模擬訓練装置での訓練の様子
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