J-MASTER 可搬型自動火災報知設備訓練装置(J-tech, Mobile, Automatic fire/ smoke detect & alarm System Training Equipment with Recording function )

時と場所を選ばず学べます。

J-MASTERの機体
異常事象体感装置は、工場、ユーティリティ設備で起こる、様々な異常状態を発生させることができる装置です。
通常時は体験できない異常がリアルに体感できるので、若手技術者などの教育・研修を初め、ベテランの特化教育など各種訓練にご活用いただけます。

こんなお困りごとはありませんか?

  • 実機を使った訓練がしたいけど機会がない

  • 火災じゃないのに作動して止め方がわからない

  • 普段は操作しない火災報知器に触れてみたい

  • 火災の初動対応訓練を実施したい

  • 自動火災報知設備ついて詳しく学びたい

J-MASTERは 現場教育に有効です

J-MASTERとは

J-MASTERを用いた教育訓練で時と、場所を選ばず自動火災報知設備のシステムが理解できます。
日本原燃グループのジェイテックでは六ヶ所再処理施設の運転保守管理業務を展開しており、自動火災報知設備の保守メンテナンスも行っております。
自動火災報知設備は建物内の火災を検知し、知らせるシステムで保守管理には高度な操作スキルが要求されます。また、定期的なシステム更新が必要とされるため、最新の操作技量を身に付ける必要があります。
そのような困りごとが解決できるよう、J-MASTERを製作しました。
J-MASTERでは実際に機器に触れることで、机上では学べないことが理解できます。
ジェイテックでは新規配属者の他、ベテランの技術者やビル管理に従事する職員まで幅広く技術力の向上に寄与できる自動火災報知設備の教育訓練サービスをご提供いたします。

教育のメリット

01

現場機器を使用した取扱い訓練ができます

建物内の天井部にあり火災監視している感知器について、どのような仕組みで感知するのか、また、感知種別の違いを体感することができ、現場に即した訓練ができます。

02

ビル管理の悩み事が解決できます

建物内の火災を検知し避難な促す機能を有している受信機について、実火災や設備異常の発生状況を正しく判断し適格に対応できるスキルを身に付けることができます。

03

普段は操作しない火災報知機に触れることができます

火災を見つけたら、避難を促すために発信機を押下する必要があります。火災発見時、慌てずに発信機を扱えるよう訓練ができます。

04

火災初動対応の訓練ができます

自動火災報知設備を維持管理する上で、定期的な保守管理が必要です。また、日頃から火災発生時など異常時の対応を学んでおく必要がありますが、操作対応手順を効率よく理解できます。

05

機器の故障やトラブルに対応できるようになります

経年劣化などにより機器の故障が発生します。維持管理のために機器補修の手順が体感でき、即戦力として貢献できる人材を育成できます。

06

自動火災報知設備のシステムについて理解できるようになります

現場機器を集約した訓練機であるため、自動火災報知設備について自分の目で見る、知る、触る、体験することが「J-MASTER」ひとつで実現できます。

使用実績(紹介含む)

  • 日本原燃株式会社 新規配属者向けの教育
  • 青森県北部上北広域事務組合 六ヶ所消防署
  • 第19回学術講演会 日本保全学会
  • 当社 消防設備グループ 自動火災報知設備の取扱い教育
  • 当社 防災設備グループおよび協力会社 運転管理委託業務に伴う取扱い教育

J-MASTERは、一般の企業・工場向けに講習を実施しています。

教育カリキュラム

  1. 自動火災報知設備の基礎教育(実技:3h・座学:2h) ~20人まで 初級
  2. 受信機の保守管理教育(実技:2h・座学:0.5h)~10人まで 中級
  3. 受信機の応用教育(実技:3h・座学:0.5h)~10人まで 上級
  4. 現場機器の保守管理教育(実技:2h・座学:0.5h)~10人まで 中級
  5. 現場機器の応用教育(実技:3h・座学:0.5h)~10人まで 上級
  6. 煙感知器の発報体験(実技:2h・座学:0.5h)~20人まで オプション

その他、目的に沿ったオーダーメイド研修がご提案可能です。
研修は実技・座学ともに会議室程度の広さで実施可能です。

機器紹介

  • J-MASTER受信機
  • 1.受信機

    火災から人命や建物を守る重要な機器である受信機は現場からの火災信号を受け、避難支援や消防隊の活動支援をするため動作します。維持管理には高度なスキルが必要になりますが、「J-MASTER」では現場機器の機能をそのまま採用しておりますので、現場に即した訓練が可能となっております。

  • J-MASTER受信機
    • 煙感知器および熱感知器
    • (左から) 表示灯、発信機、地区音響装置

    2.端末機

    建物内の火災は天井部に設置してある感知器で監視しております。また、通路等に設置してある発信機を押下することにより火災を知らせ、避難を促すためのベルが鳴動します。端末機では火災を知らせる機器をひとつに集約し、機器の構造や作動原理を理解することが可能となっております。

製品の特徴

  • J-MASTER機能1

    1.持ち運びできる
    可搬式

    据置式の設備機器を持ち運び可能なケースに集約しているため、場所を問わず訓練ができます。

  • J-MASTER機能2

    2.目視による感知器の
    発報体験

    部屋を模擬した箱内に疑似煙を入れ、煙感知器が発報するまでの状態を目視で確認できる体験機です。受信機にて煙濃度レベルの変化を見ることができます。

対象になる施設

場所を問わず使用できます。

公的施設
・市役所、図書館、市民ホール、集会場、警察署、病院、学校・教育機関、ごみ処理施設、水処理施設(上下水)

各種工場
・石油プラント、変電所、発電所、化学工場、食品工場

各種商業施設
・百貨店、ショッピングモール、球場、スポーツ施設 など
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