孔内探査車サービス

360°カメラを搭載して、
リアルタイムに管路内を視認しながら点検・調査を行う 有線式の管路用探査車です!

孔内探査車の機体
弊社は、有線式ラジコン型自走車を使用した探査業務を請け負っています。
配管や管路、トンネル、地下施設など、人が立ち入れない狭い空間の調査を安全かつ効率的にサポートいたします。上下水道、工場設備、インフラ保守などさまざまな施設の点検業務に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
  • チェックボックス

    本体のフレームサイズを変えることで様々な管径の調査・点検が可能です(φ350~2,800㎜まで対応)

  • チェックボックス

    調査のニーズに合わせ、フレームの設計を大口径対応(2,800㎜以上)へ変更可能です

  • チェックボックス

    「φ350㎜以下」の小径管については、現在「φ150㎜」~「φ200㎜」対応フレームを現在作成中です

  • チェックボックス

    円管(ヒューム管・水路管等)内の各種変状(ひび割れ・漏水・剥離・土砂体積等)について画像撮影しながらモニタリングが可能です

  • チェックボックス

    360°カメラによる撮影により、全方位に対して点検調査が可能です

  • チェックボックス

    撮影した画像は、PC上で全方位に対して確認および拡大表示が可能です

※防滴、防塵仕様。
防水(防湿)処理済みであるが、使用環境は
コントロールユニット部分が冠水しない水位を推奨。
コントロールユニット部分の冠水により、走行不能となる可能性が有ります

孔内探査車とは

主排水路母管内の健全性状態を確認するため、顧客より点検実施依頼があった。

しかし、人力による点検では入管困難箇所が存在するうえ、各種危険性(酸素欠乏、有害性ガス暴露、高所から転落、暗所、害獣および毒保有生物との接触等)が予測されるため、孔内探査車を使用した点検方法について計画し、その後、孔内探査車試作を重ね、2018年に点検方法が確立しました。

現在まで点検作業を実施しています。

コントローラーを操縦し、排水管管口より探査車が進入するところです。

コントローラーを操縦し、排水管管口より探査車が進入するところです。

探査車を排水管内へ吊り降ろし、排水管管口から移動中です。

探査車を排水管内へ吊り降ろし、排水管管口から移動中です。

探査車による排水管内(管径800㎜管)作業点検移動中です。

探査車による排水管内(管径800㎜管)作業点検移動中です。

探査車による排水管内(管径2,800㎜管)作業点検移動中です。管径の長くなったことにより、フレームが延伸しています。

探査車による排水管内(管径2,800㎜管)作業点検移動中です。管径の長くなったことにより、フレームが延伸しています。

探査車を排水管管口へセッティング。

探査車を排水管管口へセッティング。

探査車の仕様

ローバーを構成する各部位は以下の通りです

01.
操作用コントローラー

ローバーの操作(前進・後進・旋回・走行用カメラ回転) 用コントローラー。

※Bluetooth等、電波を発する機能を有する端末であればペアリング可能。
本機は「任天堂switch」のコントローラーを使用。

操作用コントローラー
操作用コントローラー
02.
撮影用カメラ(360°カメラ)

管路内の調査および点検用の「360°対応カメラ」動画撮影を行い、必要の都度、動画から静止画を切り出し可能。
また、撮影画像は全方位を自由に確認・拡大可能。

撮影用カメラ(360°カメラ)
撮影用カメラ(360°カメラ)
03.
走行用モニター

走行用カメラからの映像を受信して可視化するモニター。
ローバーの挙動や管路内の各変状位置の確認および測定(通信ケーブルの延伸距離で確認)用。
別途、サブ機としてスマートフォン等へデータの送付可。

走行用モニター
走行用モニター
04.
走行用カメラ

ローバー走行時の進行方向(前進・後進)の確認用カメラ。

※調査用撮影カメラとは、別途、走行路上の確認専用。後進時、カメラが180°回転して後方を映写する。

走行用カメラ
走行用カメラ
05.
コントロールユニット

ローバーの操作を制御するメインユニット。
ユニットBOX内に制御装置を内包しており、防水処理を施しているため、一時的な湿潤については耐水可能。

※但し、コントロールユニットは乾燥状態が望ましい。

コントロールユニット
コントロールユニット
06.
通信用ケーブル

ローバー操作信号および走行用カメラの映像信号をコントロールユニットに送受信するケーブル。
耐久性も加味(約150㎏耐久)されており、緊急時等、ローバーが制御不能となった際の回収用の命綱としての機能を有する。
ケーブルは距離計測のためのスケールが記載されている。
ケーブルの「総延長=点検可能距離」 現況「300m」まで対応可能。

通信用ケーブル
通信用ケーブル

調査対象となる管径により、以下の4種類のフレームタイプから選定します

01.
管径:φ350㎜~600㎜対応

フレームタイプ:SS-TYPE
全長:500㎜、全幅:250㎜
全高:約300㎜(腹面まで:50㎜)
総重量:約5.0㎏

管径:φ350㎜~600㎜対応
02.
管径:φ800㎜~1,400㎜対応

フレームタイプ:S-TYPE
全長:550㎜、全幅:650㎜
全高:約600㎜(腹面まで:130㎜)
総重量:約10.0㎏

管径:φ800㎜~1,400㎜対応
03.
管径:φ1,400㎜~2,000㎜対応

フレームタイプ:M-TYPE(伸縮機能付)
全長:550㎜、全幅:800㎜

※フレーム延伸時 全幅:1,100㎜

全高:約900㎜(腹面まで:130㎜)
総重量:約15.0㎏

管径:φ1,400㎜~2,000㎜対応
04.
管径:φ2,000㎜~2,800㎜対応

フレームタイプ:L-TYPE(伸縮機能付)
全長:550㎜、全幅:650㎜

※フレーム延伸時 全幅:1,500㎜

全高:約1,200㎜(腹面まで:130㎜)
総重量:約20.0㎏

管径:φ2,000㎜~2,800㎜対応

※各フレーム共、付属品位置により全高の変動有り。

孔内探査車サービスの特徴

01.
人が入れない狭小空間を
徹底調査

弊社の探査サービスは、複雑な配管や長距離の管路、垂直管地下施設などの点検が必要な現場に最適です。 上下水道管など、特殊な環境にも対応可能で専門スタッフによる確実な調査をお約束します。

02.
高解像度(360°カメラ)とセンサーによるリアルタイム診断

ラジコン型自走車には高性能カメラを搭載し内部の異常や劣化をリアルタイムで確認可能です。暗所でもLEDライトが視認性を高めひび割れや腐食、異物を正確に記録します。取得したデータはレポートとして納品し、工事計画や予防保全に役立てていただけます。

03.
安全・効率を追求した
作業フロー

作業員が危険な環境に立ち入る必要がないため作業現場の安全性向上とコスト削減を同時に実現します。工場ラインや生産設備の稼働停止時間を最小限に抑えることで業務の効率化を支援します。迅速な対応と確実な点検でトラブルの早期発見・予防に貢献します。

04.
有線コントロールで長距離(300㍍)・地下施設も確実に点検

有線式のラジコン型自走車により、長距離の管路や地下施設、金属配管の調査が可能です。電波が届きにくい環境でも安定した操作を実現し、長時間の連続稼働にも対応いたします。これにより、地下インフラのメンテナンスを確実にサポートします。

05.
多用途に対応する
柔軟な調査プラン

お客様のニーズに合わせ、上下水道、冷暖房配管、工場配管、トンネルなど幅広い対象に対応いたします。インフラ施設の定期点検から災害後の緊急調査まで目的に応じた最適なプランをご提案いたします。

06.
専門スタッフによる
安心サポート

お調査前のヒアリングから、現地での作業、レポートの納品まで、専門スタッフが一貫して対応いたします。初めてのお客様でも安心してご利用いただけるよう、運用サポートも充実しております。点検結果は迅速にフィードバックし、設備異常への即時対応をサポートいたします。

その他、様々なシーンで活用できます。
経験豊富な技術者が育成に貢献します。

可能業務の範囲

  • 上下水道管亀裂摩耗調査
  • 農業用水暗渠側溝内調査
  • プラントダクト内風向確認
    灰燼調査
  • 各種配管異物混入調査
  • 人が入れない管内等に
    ケーブルなどを通す作業
  • 狭小な配管などの運搬作業
上下水道の管路点検 地下に埋設された水道管や下水管の劣化・破損を調査
工場設備・配管の定期点検 生産ラインを止めずに異常を発見
トンネル内点検 人が入れない長距離トンネルの安全確認
災害時の緊急インフラ点検 人地震や台風後の配管・施設の迅速な状況把握
建築・土木現場の配管確認 施工中や完成後の配管状況を確認し、計画に反映

導入の手順

  • お問い合わせ

    お問い合わせ・ヒアリング

    お客様の現場状況や調査内容をヒアリングし、最適なプランをご提案いたします。

  • 弊社からご連絡

    弊社からご連絡いたします

    営業担当者と技術スタッフからご説明申し上げます

  • ヒアリング

    詳細な作業について
    お聞かせください

  • 現地調査

    現地での探査実施

    専門スタッフが現地にてラジコン型自走車を使用し、効率的かつ安全に調査を行います。

  • 説明書の確認

    作業実施

    必要に応じて設備改善や追加調査のご提案もいたします。

  • ご発注

    レポートの作成・納品

    調査結果をレポートにまとめ、異常箇所をわかりやすく報告いたします。

孔内探査、構内点検、配管調査など、
さまざまな探査ニーズにお応えします。

ラジコン型自走車による探査をご希望の企業様は、下記フォームまたはお電話にてご相談ください。
お客様の設備管理、インフラ保守を確実に支援し、予防保全の徹底をサポートいたします。

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