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方針

2025年06月12日足が攣る

 運動の最中や夜中の就寝時に足が攣ることがよくあります。足が攣るというのは、筋肉が自分の意志とは関係なく強い収縮(縮みすぎ)を起こしている状態で、部位によってはこむら返りと言われることもあります。経験した方はよくわかると思いますが、何ともいえない激しい痛みを伴います。収縮した部位を伸ばすようにするとだいたいは治まります。
 
 でも、ある部位(筋肉)を伸ばすような動作をするとき、その反対側の筋肉は収縮することになります。激しい運動の後は筋肉疲労が抜けていませんから、攣った部位を伸ばすと、反対側の収縮した部位が新たに攣ることがあります。こうなると大変です。どちらかの筋肉を伸ばすとどちらかは縮みますから、筋肉を伸ばすことでは解決しません。水分とミネラル補給に頼ることになります。

 足が攣る代表的な原因としてよく言われるのが、水分不足とナトリウムやマグネシウムなどのミネラル不足です。多量の発汗があったときに、水分やミネラルが失われてくると痙攣につながります。したがって、運動時にはスポーツドリンクや経口補水液をこまめにとることになります。でも、テニスの試合の時によくあるのですが、何試合かしていると、最後の方では足がピクピクしてきます。足が攣る直前です。そのまま足が攣って動けなくなり試合を棄権したこともあります。とる水分量が足りないのでしょうか?

 私の場合、大量に発汗して喉に渇きを感じ、身体が水分を欲している状態であっても、どうも、水分補給をしても結構な割合で身体から出てしまい、十分に吸収されていないように感じています。スポーツドリンクや経口補水液を飲んだ分だけトイレに行きたくなります。年齢とともにどこかの機能が弱っているように思いますが、こんな身体だとあきらめて付き合っています。

 夜中の就寝時に足が攣って起きることもしばしばです。運動をして疲れて、飲酒をして就寝したときは要注意です。けっこうな確率で夜中に足が攣ります。もともと疲労しているうえに、就寝による発汗と体内でのアルコール分解に伴って、水分不足となり足が攣るのでしょう。寝る前に水分を補給してから寝てもやっぱり攣るときは攣ります。

 このとき、運動による疲れ具合によって、足の攣り方も変わります。だいたい夜中の痙攣は、そこそこの痛みでその部位を伸ばすことで治まるのですが、多分に疲労をしているときは、痛みも半端ではありません。勘弁してほしい痛みです。痛みと格闘している間に何やらぬ気配を感じて妻も起きてきてしまいます。その部位を伸ばそうとしても、反対側の部位が連鎖的に攣りそうになるので伸ばせません。こんな時は、500mlペットボトルの経口補水液1本を飲み干します。飲み干してちょっと経つと治まります。過去に何回か経験しているので、今では、枕元に経口補水液を常備しています。

 そんなに疲れたときに、飲酒なんてしなければいいのに。。。その通りです。でも、身体から水分が抜けて喉が異常なまでに渇いているときのビール、身体によくないとはわかっていつつも、その美味しさは言葉では表せません。経験のある方であればよくわかると思いますが、ちょっとやめられそうにありません。身体が元気なうちは経口補水液に頼ることになりそうです。



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