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2025年10月16日全日本都市対抗テニス大会~選手として参加~(3/3)

8/7付ブログより

 私の対戦相手、和歌山市の55歳以上ペアは、京都市のペアほど、球は早くありません。むしろ球の速さはこちらが上です。が、技術が素晴らしく、ゆっくりな球をいやらしいところに正確に配給して、チャンスボールを確実に決めてくるペアです。ミスが少ないところも強さの一つです。

 でも、こちらも負けていません。絶妙の配給でミスを誘い、チャンスボールを決めていきます。全般的に、パートナーのショットがよく決まったのと、私のオーバーヘッド(スマッシュ)がよく決まっていました。

 でもリードを許しては追いつく展開は変わらず、スコアは、6-7と先に王手をかけられます。先にマッチポイントを握ったのは和歌山市のペアです。幸運にもパートナーのリターンから私のバックボレーが決まり、マッチポイントをしのぎ、7-7に追いつきます。

 ここまで来ると、お互いに暑さでかなりの体力消耗です。どちらがより集中できるか、ギアをあげられるかです。7-7からの1ゲームはお互いかなり重要で、競ったゲームになりました。ジュースに突入する展開から、幸い、最後のポイントがこちらにきて、8-7とリード。その勢いでその後のゲームもとって、9-7。個人としては全日本初勝利を挙げることができました。

 隣のコートの45歳女子も同じく7-7になりましたが、ここは相手に押し切られ、惜しくも7-9。ベテラン3試合は1勝2敗でしたが、一般男女につなげることができました。

 その後、一般女子が勝ち、団体戦としては2勝2敗、一般男子に勝敗がかかりました。前半にリードを広げ、いい雰囲気だったのですが、途中で相手が勢いを吹き返し、前半のリードを守れず、惜しくも2勝3敗となり、チーム戦が終了しました。

 かなり暑い中での試合で、正直、バテバテでした。我々とは別の試合でしたが、残念ながら熱中症でリタイアする選手が出ていました。我々のチームの試合に限れば、お互いに体調不良もなく、最後まで試合ができたことはよかったです。

 また、このような全国大会が青森市で開催されるということで、県内各地から日ごろのテニス仲間が応援に来てくれました。大会スタッフも、業務の合間に声援を送ってくれます。競って苦しいときの声援は大きなエネルギーになります。感謝と同時に地の利を感じました。

 今回の大会のように、300を超える選手、100を超える大勢のスタッフに支えられている中でのプレーはなかなか経験がありませんでしたが、勝敗もさることながら、正直、幸せな時間だったと思います。

 このチームであと何試合かやりたかったというのが率直な思いですが、同時に、よい経験をさせていただいたとつくづく感じています。

(おわり)



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