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方針

2025年08月21日ITパスポート奮戦記(9/E)

 試験が開始されましたが、とにかく平常心と言い聞かせます。このためには、点数を取りたいと思わないこと。目の前の1問1問に集中して、今の実力を出し切ること。これが大事です。本番で実力が出し切れなかったということはよく聞く話です。実力を出し切れば、結果は後でついてきます。

 最初、マウスを操作するときに、右手が震えているのがわかりましたから、相当な緊張だったのでしょう。考えてみれば、このような試験、本当に久しぶりです。緊張も無理はありません。

 ディスプレイには、残りの時間が表示されます。これまで、平常心でやれば、平均して1問あたり1分でした。100問でだいたい100分。試験時間は2時間ですから、20分の余裕があることになります。確率計算やプログラミング問題などは、数分かかる場合があり、時間を気にすると焦りに繋がります。時間がかかる問題もあれば即座に解答できる問題もあるとの割り切りが大事です。だいたい10問単位で時間をチラッとチェックします。10問単位では、だいたい1問1分ペースが維持できていました。大丈夫なようです。

 とにかく、焦らないこと。言い聞かせながらマウスをクリックしていきます。だんだんと軌道に乗ってくると、最初の右手の震えはなくなっていました。

 ディスプレイでは、後で振り返りたい問題にはフラグで印がつけられるようになっています。このような試験では、最初の直感も大事なので、振り返りを行うつもりはありませんでしたが、ちょっと自信のない問題には印をつけていきました。印が40問以下なら、合格ラインの600点(6割)以上は堅いということになります。

 制限時間をあと30分くらい残して、一通り終わりました。ここで、フラグで印をつけた問題を再び確認するかです。まず、フラグの数を数えます。あまり多くなければ、再確認の必要はありません。フラグの数は20数問。これがすべて間違いということはまずないでしょう。フラグをつけていない問題もいくつか間違っているかもしれませんが、合格ラインには十分達していそうです。フラグをつけた問題をもう一回解答し直しても、点数が上がる保証はありませんので、今さらの悪あがきはやめて、終了、採点ボタンを押します

 ボタンを押して採点結果が出るまでちょっと間が空きます。なんだかんだで、この時間が一番ドキドキでした。採点結果が出て、合格ラインは十分超えています。思ったより点数が高かったので、満足感とホッとした感じが入り混じりました。

 試験中に、かなり悔しかったことがあります。CRMとはという問題がありましたが、ITパスポートで勉強したCustomer Relationship Managementが頭の中に出てきません。従来からなじみであったCrew Resource Managementばかりが浮かんできます。あんなに勉強したのに、本番でこれかぃ。。たかが1問と割り切り、直感勝負です。本番は、いろいろ起こります。

 試験が終わったら、無性にお腹がすいてきます。某デパートで買い物が終わった妻と合流して、持参したおにぎりを食べて一服。帰途に着きました。

 約2か月のチャレンジは、このようにして終幕を迎えました。ハッピーエンドでよかったです。

(おわり)



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