趣味
2024年12月26日秋の花

我が家では、秋になると、楽しめる花があります。一つはコスモス。漢字で秋桜と書くように秋の花です。「秋桜」という有名な歌の歌詞の最初に「淡紅(うすべに)のコスモス」とあるように、淡紅色のイメージが強いですが、そのほか、濃いピンク色のコスモス、白色のコスモスが楽しめます。
プランターと地植えとがあります。メインはプランターです。春先に種を植えます。地植えは、特に種を植えることはしませんが、前年のこぼれ種から勝手に咲きます。地植えはかなり成長し、大きいものだと180㎝を超えます。
プランターも地植えも、強風の時には、茎から横倒しになってしまいます。そのままにしておくと花はきれいでも、決していい景観ではありません。支柱を立てたりして元に戻すことが必要です。
コスモス、北国のせいか、早いものだと夏くらいから咲き始めます。そのせいか、こちらでは晩夏から初秋の花のイメージが強いです。気温が低くなり、冬の気配が感じられる頃には終わりの時期という感じです。秋桜は1年草なので、その年で枯れて終わりです。種をとって、また翌年に植える、これを繰り返します。
もう一つは菊です。花弁が大きいものではなく、ちょっと小ぶりの花の菊が咲いています。黄色系、赤系、白系、こちらも複数の色が楽しめます。最初に赤系だった花が、徐々に色が変化して白系に変わる菊もあります。こちらは、コスモスと違って、気温が低くなったころに最盛期です。雪が降るまで楽しめます。また、多年草なので、毎年、同じ場所に同じ花が咲きます。
コスモスは、何かのイベントの時にもらった種を植えたのが最初ですが、菊は、特に何もしなくても、近所から種が飛んできたのか、勝手に生えるようになりました。しかも、前述のように、1種類ではなくて複数種です。最初は、庭のあちこちに生えていたのですが、どうせならまとめて鑑賞した方がきれいということで、玄関前の空きスペースにちょっとした花壇を作って、そこに植え直しました。今では、秋の風物詩のようになっています。が、菊を見ると、秋というよりも、もう冬が近いなと感じるのが率直なところです。
この菊、地下で根が伸びて、そこそこの勢いでそのテリトリーを増やしていきます。いい具合にテリトリーが増えていけばいいのですが、うっとおしいと感じる場合もあります。毎年、春に、邪魔に延びた菊は掃除(排除)するようにしています。