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方針

2025年07月29日ITパスポート奮戦記(2)

 テクノロジー系の勉強から始めましたが、テクノロジー系に限らず、とにかくアルファベットの略語が多い。テキストには、略語の説明が記載されているのですが、文字で説明が記載されているせいか、さっぱり頭に入ってきません。

 これまで、実際にコンピューターやインターネット等を扱っているのですから、何かしらの経験があるはず、ということで、まずは経験に基づいて理解することから始めました。

 例えば、RFID。私自身、なじみのない語でした。テキストには、「Radio Frequency Identificationの略、商品などにICタグを取り付け、近距離の無線通信によって識別する仕組み」とあります。文字だけ読んでも、ピンとくるようなこないような。そんなもんがあるんだくらいにしか感じません。でも、ユニクロで経験していることに気づくと、一気に理解が進みます。

 このように、これまでの経験に結びつくような語は、経験に基づいた理解ができるのですが、経験と結びつかない、なじみのない語も相当数、出てきます。そのような語は、さっき覚えても15分も経つと忘れてしまいます。さすがに歳を感じます。若い時のようにはうまくいきません。「そういえば、合格した人の話を聞くと、何回か繰り返して読んだって言ってたな」 覚えては忘れてまた覚える。とにかく繰り返しです。

 また、なじみのアルファベットが、ITパスポートの分野では違う意味ということもありました。これには混乱、参りました。従来のなじみ語が頭の中にへばりついているので、なかなか覚えられません。例を挙げると、
  PPM(Parts per Million / Product Portfolio Management)
  CRM(Crew Resource Management / Customer Relationship Management)
  PLC(Programmable Logic Controller / Power Line Communication)
  TPM(Total Productive Maintenance / Trusted Platform Module)

カッコ内の前段に書いた語がなじみの語、後段がITパスポート分野での語です。後段の意味を何回覚えても、このアルファベットを再び見たときに浮かんでくるのは、前段のなじみの語です。ある意味、頭の固さ具合にあきれてしまいます。

 一つの単語に執着すると、時間ばかり費やしそうです。覚えている/覚えていない、理解している/理解していないは横に置くと割り切って、まずはテキストを一通り読むことにしました。

 テキストは、比較的細かく章立てがなされており、章の最後に確認問題があります。テキストを読んでばかりだと頭に入ってこなかった内容でも、確認テストをと解いてみると、意外に頭に入ってくるところがありました(減衰も早かったですが)。確認テストをして、理解や記憶があいまいのところは、もう一度、テキストの本文に戻って確認、このやり方は効果的だったように思います。

(つづく)



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