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2025年12月02日家庭菜園 ~冬に向けて~

夏から秋にかけて、春に植えたいくつかの野菜は収穫が終わってきます。収穫が終わった野菜の区画は、施肥をして整えます。お礼肥えといわれる行為です。そして、次の野菜に取りかかります。
秋の終わりから冬にかけては、鍋が美味しい季節になります。したがって、それに向けて、家庭菜園も鍋用の野菜に切り替えます。白菜、春菊、小松菜(冬菜)、大根。初冬の雪が降りだす前後に収穫して鍋にできれば上出来です。
白菜、我が家では、結構苦戦します。種から育てますが、あまり早く植えると、芽吹いてから育つ間の時期に、暑さが残っていてうまく育たない場合があります。紗をかけたこともありますが、なかなかに難しいです。
でも、だからと言って、暑さが治まるのを待ってから植えると、結球する前に、霜が降りてしまいます。白菜は、霜が降りると結球しません。結球しない白菜も美味しく食べられますが、作っている方からすると面白くありません。
経験上、8月末~9月上旬には種まきをしないと、うまく結球しませんが、ここ何年かは、暑さが続くこともあり、苦戦しています。日当たりがいいところは暑さでうまく育ちません。日当たりがそこそこのところは、暑さもそこそこで育ちはしますが、そのスピードが遅く、結球前に霜を迎えてしまいます。
最近は、結球する前に収穫せざるを得ず、そのまま鍋の具材になっています。去年は、結球しかけたのですが、そこで止まってしまいました。今年はどうなるか?
白菜に比べると、春菊、小松菜、大根は簡単かもしれません。特に春菊と小松菜はすくすくと育ちます。葉物野菜は、夏であれば虫対策が必要になりますが、夏が過ぎると、葉を荒らす虫もすこぶる減ってきます。特に対策をしなくても、立派に育ちます。
初冬になって、適当な量の春菊と小松菜をとってきて、鍋に入れる。雪が本格的に積もるまではこれを繰り返すことができます。初冬のささやかな楽しみです。
大根は、日当たりのいい区画の周りにニラが群生しています。ニラとの相性は悪いので、その区画ではあまり大きくは育ちません。ニラのない区画にも植えていますが、秋は太陽が低く、周りの垣根が邪魔をして日当たりがもう一つです。したがって、店で売っているような立派な大根はなかなかできません。それよりも1~2回り小さい大根ができます。でも、いい味を出していますから、それはそれで、重宝します。