JTボス通信JT Boss Blog

趣味

2025年11月20日ミョウガ

 20数年前になりますが、今の家を建てたとき、100円ショップで衝動的に買った苗があります。ミョウガです。当時、ミョウガの根が2株で100円だったと記憶しています。今は物価が上がっていますから、そんな値段では2株も買えないと思います。

 庭の片隅に、早速、植えました。当時は知識もなく、適当な場所に植えたのですが、その後、調べたら、日当たりの強い場所には向かないとのこと。そのため、畑の隅や樹木の陰になるような場所で育てるとよいとのこと。たまたま、それに適した場所を選んでいました。
 2株なので、最初は収穫ということまではいきませんでした。ミョウガは多年草で、毎年のように芽が出て、そのテリトリーを増やしていきます。気づいたら、いつしか畑の一角がミョウガだらけになりました。

 最初に収穫を始めたのは、植えてから10年くらい経ってからだと思います。それまでは、収穫をせずに放っておいたというのが正直な話です。恥ずかしながら、いつ、収穫するかが自分の中では定かではありませんでした。
 ある年の9月の中旬に入った頃、友人から「今、ミョウガの旬の時期。収穫期だよ。」と言われ、我が家のミョウガ畑を除いてみたら、たくさんのミョウガができていました。
 それ以来、9月になると、ミョウガを積極的に収穫、我が家の食卓に並ぶようになりました。結構な量のミョウガがとれるようになっています。
 
 一度、ミョウガの株の勢いが衰えてきたと感じたときがありました。そのときは根を掘り出して、施肥をするなど、改めて土づくりをしました。土づくりの後、掘り出した根を戻します。その甲斐あってか、また旺盛に育つようになりました。

 今年は、8月の下旬から収穫ができました。いつもよりも早い感じがします。猛暑の影響でしょうか? 我が家では、一度に全部取るのではなく、毎朝、その日の食卓の分を少しずつ収穫しています。9月下旬になっても、まだ収穫が続いていますから、今年は例年に比べても豊作のようです。
 
 ミョウガ、地下茎が延びてどんどんそのテリトリーを増やし続けています。隣の区画にも芽が出てくるようになりました。さすがにその芽は地下茎部分から駆除します。ミョウガ畑の境界の一つには、オンコの垣根があるのですが、先日、そのオンコの根元にミョウガを見つけました。「そっちまで広がってるの?」垣根の先の隣の空き地まで延びそうなので、処置を考えなければいけないときに来ています。



Copyright j-tech66.co.jp