方針
2025年11月18日ノンアルコールビール

私が学生の頃、「●●●」というノンアルコールビールが発売されていたのを覚えています。テレビCMでも大々的に宣伝していました。当時、ノンアルコールと謳ってはいましたが、実際には、1%以下のアルコールを含有しており、後になって、ビールテイスト飲料という表現に改められたそうです。
この、●●●、ビールほどのコクや深みがないため不評だったらしく、いつしかテレビCMで見なくなったばかりか、店頭からも姿を消していきました .
●●●の発売から20年くらい経って、改めて各社からノンアルコールビールが発売されました。コクや深みはビールには及びませんが、味わいは楽しめる範疇のものでした。今は、その味わいも改良が施され、ビールにかなり近づいた味になっています。
若い頃は、毎日のように晩酌をしていました。世の中の健康志向の高まりに伴って、休肝日の重要性が叫ばれるようになり、1週間に1日あるかないかでしたが、休肝日を作るようになりました。妻からも、ノンアルコールビールで我慢して休肝日を作るように強く勧められました。その日に限ってはノンアルコールビールのお世話になります。でも、やっぱりビールの方が美味い。
ここ数年で、胃腸を悪くして病院のお世話になったことが、2回ほどあります。医師からは月オーダーでの禁酒令が出されます。この時ばかりはしょうがないということで、晩酌のお供はノンアルコールビールです。味は改良されたとは言っても、ビールのコクと深みにはまだかないません。
でも、ノンアルコールビール、飲み続けているうちに、だんだんと慣れてきます。慣れてくると、ノンアルコールビールで十分じゃないかと思うようになってくるから不思議です。
月オーダーで断酒をした後に、久々にビールを解禁にしたとき、やはりビールのほうが美味いとつくづく感じます。ビールを飲んだ時は至高の喜びです。
一方で、久々にアルコールを身体に入れると、翌朝に結構内臓に負担がかかっているのを感じます。毎日のように晩酌をしていた時にはなかった感覚です。アルコールは飲みすぎなくても確実に身体に負担をかけていると感じたときでした。でもやめられませんが。
それ以来、ノンアルコールビールを飲む機会=休肝日が以前よりも増えました。今は、週の半分くらいは休肝日になっています。
休肝日には、ノンアルコールビールだけではなく、ノンアルコールハイボールやノンアルコール酎ハイもいただくことが多いです。こちらも、スーパーに行けば、商品としてのラインアップが充実しています。