時事
2024年12月19日還暦同窓会

私は生誕地が静岡県浜松市です。高校卒業までは浜松市で育っています。でも現在は浜松に帰省先もなく、けっこう疎遠になっています。
今般、還暦になったのを契機に、高校の同窓会が企画されました。皆に久々に会えるいい機会と、同窓会に参加することにしました。疎遠とはいっても、これまで、浜松に行く機会は何回かあり、至近では1年半前に訪問しています。が、同窓会は約15年ぶりです。
一学年で400名強の同級生がいますが、今回の参加は、私を含めた遠方からの宿泊者、市内からの日帰り者を合わせて、総勢60名余の参加です。全体の割合からすると15%くらいですが、なかなかの人数です。最も遠方からの参加者は青森県からの私かと思いきや、熊本県からという人がいたので多分その方が最遠方だと思います。ちなみに、その人、中学も同窓の方でした。
出発前、まずは下調べということで、高校の卒業アルバムを引っ張りだし、出席者を再確認。えっ?こんな人いた? 15年前にも同じように確認した記憶がありますが、その時よりもわからなくなっています。3年生の時に同じクラスだった人まで写真を見てもよく思い出せない。15年前にはなかった現象です。年齢を重ねるとそんなものなのか、ちょっとショックです。
会場に着くと大きな名札が渡されます。名札があるのでお互いに名前を間違えることはありません。女性には旧姓も記されているので助かります。でも、一目見て顔と名札が一致する人と、そうでない人がいます。そうでない方は記憶がよみがえるまでしばしの時間が必要です。ちなみに私はほとんど変わらないらしく、すぐにわかってもらえました。
会場で顔を合わせると、第一声はだいたい「おー久しぶり!」 再会を喜び、現況を語り合い、昔を懐かしむ、いい時間です。浜松市内に住んでいる方々はちょくちょく会っているようなのですが、遠方の私にとっては新鮮な時間です。楽しい時間は過ぎるのも早く、気づいたら真夜中でした。
浜松の人間からすると、青森県は未踏の方も多く、決まって質問されるのが「ここまでどのくらい時間がかかったの?」です。会う人会う人に何回も質問されました。「八戸-東京が新幹線で3時間、東京-浜松が新幹線で1時間半」と答えると、決まって「えっ そんなもんなんだ。結構かからないんだね」 青森県はかなり遠方でかなり時間がかかる、辺境の地で一日がかりというイメージがあったようですが、認識を改めることには成功したようです。
六ケ所村で産業協議会主催のセミナーで講師をやったことがあるという人もいました。原子力関係者ではありません。そのときのおもてなしがすごくよく、印象に残っていると喜んでいました。帰ってから早速調べましたが、2023年2月にマネジメントセミナーで「もしドラッカーとポーターが中小企業の経営者だったら」という演題で講演されています。世の中、広いようで狭いです。