方針
2024年10月03日攻めの休養法

この歳になると、テレビの健康番組をよく見るようになります。何にしても健康第一でないと十分な活動ができません。
先日、「攻めの休養法」という内容が紹介されていました。概要は以下の通りです。
- 疲れが蓄積し、休んでも疲れが取れないと感じる時がある。その通り、単に休むだけでは疲れが取れない。
- 特にこの時期は、気温・気圧の変化に身体が適用しようとして、自律神経が乱れやすい。倦怠感や肩こり、頭痛といった症状が出ることがある。いわゆる秋バテである。
- 休養・睡眠は、疲労回復のベースとなるものであり、大事である。ただし、活動→疲労→休養→活動 のサイクルでは100%回復しない。これに活力を入れることが求められる。活動→疲労→休養→活力→活動のサイクルである。疲労回復には、活力を積極的に取り入れることが重要である。
- 活力には6つのタイプが存在する。①運動型 ②栄養型 ③親交型 ④娯楽型 ⑤造形・創造型 ⑥転換型 である。
【①運動型】
運動が好きな方は①運動型である。激しい運動はかえって疲労してしまうので、血液循環を促す軽微な運動がおすすめ。ウォーキングやストレッチ、ラジオ体操、ヨガなど。疲労回復を促す神経伝達物質が脳に行きやすくなる。
【②栄養型】
食べることが好きな方は②栄養型である。疲労回復を促す神経伝達物質を作る食事が効果的で、サンマやキノコなど、ビタミンB群を食べることがおすすめ。でも食べすぎは胃腸に負担がかかりかえって疲労。腹8分目がいい。
【③親交型】
おしゃべりや飲み会といったコミュニケーションが好きな人は③親交型である。人と触れ合ったり、動物カフェなどで動物と触れ合ったりすることなどが効果的。
【④娯楽型】
映画やアイドル、コンサートが好きな方は④娯楽型である。読書、音楽鑑賞、映画鑑賞などが効果的。
【⑤造形・創造型】
裁縫やイラスト、モノ作りが好きな方は⑤造形・創造型である。裁縫を楽しんだり、イラストを描いたり、プラモデルを作ったりすることが効果的。
【⑥転換型】
旅行、買い物、外食、掃除が好きな方は⑥転換型である。近場の公園に行ったり、部屋の模様替えをしたり、身の回りの環境を変えることが効果的。
- 6タイプに共通することは、好きなこと、それに近いことをすると、ドーパミン、セロトニンといった疲労回復を促す神経伝達物質が作られるということ。
- 一人1タイプとは限らない。むしろ一人で複数のタイプを持つ方が自然である。生活のリズムの中で取り入れやすいものを行うのが大事。ただし、やりすぎはかえって疲労を増してしまう場合があるので要注意。
- でも、やっぱり休養・睡眠が疲労回復のベース。十分な休養・睡眠に加え、上記6タイプの中から自分に合ったものを積極的に適度に取り入れることが大事。
なるほどと思います。ここまで理論的ではなくても、無意識のうちに実践したことがある方も多いのではないでしょうか。忙しくて十分な時間がとれない場合もあるかもしれませんが、限られた時間内であっても実践してみてはと思います。