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方針

2024年06月11日アイディアあれこれ

 様々な問題解決のためには、新たなアイディア(考え方、方法など)が必要な場合があります。そもそも問題が生じていると思わなければ、その解決の必要性を感じないので、常に問題は内包されている、改善すべき課題があるという立場や認識でいることが必要です。

 漫然と対応され、または先送りにされていて、問題、課題があると認識されていなかったことは、昨年度来の手順書の不備などで自覚できたことと思います。大きな損害にならない程度であれば、失敗も教育の一環などとうそぶいても良いのかもしれませんが、そうも言っていられてない状況が当社の現状です。

 では、以上に限らず、問題、課題が認識されたときに、それを解決するアプローチ(例、少しでも落ちなく見直すには?)に必要なアイディアはどう思いつくようにしたら良いでしょうか。

 過去の経験があれば、それを応用することが良いかもしれません。決して新しくはなくとも、それを適用する案件に対してまだアプローチされていなければ、効果的なものになるかもしれません。

 しかしながら、本当に新たなアイディアが必要な場合、過去からの変わらない視点に囚われていては、なかなか思いつくものではありません。それには、組織以外を含めて多くの人間でいろいろな視点から、否定されることなく意見を述べ合うブレーンストーミングが良いかもしれません。自分一人であるなら、必ず違う観点での意見、アイディアがあると信じて、それが突拍子もないことでも振れ幅を限界として考えるようにすることも効果的です。

 またさらに、以下のアイディアに係る言葉を2つ、参考にしていただければ。

 よく「アイディアはスキマに存在する」と聞きます。アイディアAでなくBでもなければ、Cとするということではなく、AとBのスキマを考えることでも良いアイディアはあるということです。

 また、「本当に良いアイディアとは、一人歩きするものである」とも聞きます。良いアイディアとは完成度の高さではなく、どんどん次のアイディアが派生し、広がっていけるかどうかで決まる場合が多くあり、多くの人が頭の中で化学反応を起こすような素材となるアイディアが良い、ともされます。

 先ずは、恐れることなく、自分の意見を口に出してみて、それが不十分ならそこまで、良ければさらに良いアイディアへと発展の可能性を感じさせられ採用されます。

 気づきもアイディアもハードルの低さと意識の高さが、独力だけでないチーム力として、会社として良き解決に繋がると思います。



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