方針
2024年08月29日外壁塗装工事

約10年ぶりに家の外壁を塗り替えた。近所を見ても、10年で塗り替える家は多くなさそうであるが、ここ何年かの雪で雨どいが至る所で壊れていたので、どうせ足場を組み立てるならということで、雨どいの修繕を兼ねて外壁塗装を行うことにした。ちょうど社長に就任した頃から始まり、足場を組み立てて約3週間、昨日、やっと足場の解体まで終わった。
外壁塗装自体は2回目で、久しぶりの作業、いわゆる3Hである。初めてではない分、いろいろと不便は覚悟のうちであった。一番の心配事は家庭菜園の畑を足場でどこまで荒らされるか。いくつか荒らされざるを得ないところはあったが、一応想定内であった。ただ、前回は、ガーデンパン(外にある水道)を使えるように配慮してくれたのだが、今回はその配慮がなされず、足場で覆われてしまった。この3週間の庭作業では外の水道が使いづらく、これだけでもかなり不便であった。
でも、もっとも参ったのは、窓や扉を一斉に養生されたこと。前回には経験していない。前回と違って、今回はスプレー塗装を行うということで、スプレーがかかってはいけない扉や窓などは目張り養生してくれた。窓は開けられるが外側からビニールで覆われている。最近、気温が上昇し、夏日は当たり前、日によっては真夏日だったのだが、この暑いさなかにビニールハウスを作られ、その中に閉じ込められる形になった。当然、窓を開けても風は入ってこない。エアコンがあったからまだよかったが、設置はリビングの一部屋のみであり、涼しくなるのはリビングだけ。昼間はリビングから出られない状態が続き、平日から家にいた妻は特に大変だったようである。寝室にはエアコンはなかったが、ビニールハウス状態でも夜はまだ涼しかったので救われた。
スプレー塗装の作業は約1週間。1週間後に養生は解いてくれたのだが、やっと窓を開けられるということで、窓を開けると、強烈なペンキ臭。とてもじゃないけど窓なんか開けられない。この状態が2日ほど続いて、やっと窓が開けられるようになった。
初めからわかっていれば、こんな時期には頼まないのだが、前回経験していない作業方法ということ、業者の方からなぜかこの時期に勧められたこともあって実施した。7月上旬にこんなに暑くなるのが普通ではないとはいえ、季節を選ぶべきだった。やはり、段取り8分というが、どれだけ先を予測して計画を立てられるか、私生活でもその重要性を思い知らされた。
なお、外壁塗装、雨どいの修繕自体は、立派に仕上げていただきました。