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方針

2024年10月24日スマホ依存

 スマートフォン、非常に便利なツールです。もともと携帯電話にあった電話機能やメール機能の他、日常のニュースや調べ物をしたいとき等、即座に情報を取ることができます。また、電子マネー機能もあるので、手元に現金がなくてもスマートフォン一つあれば生活ができる世の中になっています。ホテルや電車の予約もスマホです。

 動画やゲーム機能も付いており、エンターテイメントを楽しむツールとしても優れものです。

 でも、スマートフォン、1日のうちでどのくらい使用しているのでしょう。業務用のスマホではなく、個人スマホです。振り返ってみると、結構な時間、スマホを使っています。さすがに業務時間中は、ちょっとした調べもの以外は使う機会はありませんが、通勤バスの待ち時間、バスの中、食後、寝る前等、ちょっと時間があくとスマホを見ています。私はスマホで動画はあまり見ませんし、ゲームもやりませんが、これをやる方はもっと時間を割いているのかもしれません。

 スマホ依存症かと問われると、その自覚はありませんでしたが、とあるテレビ番組で、ちょっと時間があるとスマホを手に取る方は要注意とされていました。えっ!と思い、スマホ依存症をネットで調べると(ここでもさっそくスマホを使う)、以下のようにありました。(出典:ウィキペディア)

・スマートフォンの所持者がスマートフォンに依存するようになり、一日の大部分をスマートフォンの使用に費やしたり、自身がするべきことをすべき時にしないでスマートフォンの使用をするようになることをいう。
・スマートフォン依存症になった結果、睡眠時間が減少し、ストレスと不安を増やし、うつ病の危険因子となり、下を見続ける姿勢が主なため自身の体調に不都合をきたすようになったり、健全な社会生活が送れなくなってしまった者が数多く存在する。歩行中もスマートフォンの使用が止められず歩きスマホをし、事故を起こす人もいる。

 さすがに、まだ、そこまでではないようです。

 一方、テレビ番組では、この時代に敢えてスマホを使わない高校生が紹介されていました。スマホをガラケーに変え、電話やメール機能は確保。スマホに使っていた時間を、例えば、勉学や読書、趣味等、別の時間にあてている学生です。今まで、かなりの時間をスマホに費やしていましたが、これらの時間が有効に使えていることが紹介されていました。

 折しも、とある研修があり、比較的短期間に1冊の本を読まなくてはならなくなりました。私は体を動かすのは好きですが、読書は好きな方ではありません。日ごろから読書の時間を用意するなんてことはしていないので、そのための時間を作らないといけません。前述の学生に少し倣って、今までスマホを見ていたバスの待ち時間やバス中をその本を読む時間にあててみました。その結果、例えば、今までスマホで朝に見ていたニュースを、昼休み又は退勤後にまとめて見るようになりましたが、特に不便や不自由はなく、むしろ、今までよりも時間が有効に使えている自分に気づきました。

 今は、別の本を一冊取り出し、スマホを見ていた時間の一部を読む時間にあて、ささやかながら習慣を変えるようにしています。



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