方針
2024年04月23日2024年度を迎えて
新年度を迎えて人事異動、机の移動、新入社員の受け入れ等があり、落ち着かないながらも、新たな気分が高まっている人も多いのではないかと思います。
私自身も当社社長に就任しまして早いもので3年が経過しました。社長就任以来、どこまでやりたいと思っていたことができたか、という点については、いろいろと思う処はありますが、少なくとも昨年度もまた皆さんが胸を張れるような決算ができそうなことについては、改めて深く感謝をしたいと思います。
さて、今後とも社会、経済の不透明な状況が続き、再処理工場しゅん工が極めて厳しいと言われる中ではありますが、年度が改まって、新たに入社される方々を始め、新しい仲間を迎えられることは、それ以外の社員の方々にとっても会社にとっても、非常に喜ばしいことだと思います。
また、新しい方々を迎えられるということは、社内の雰囲気に新鮮さが吹き込まれるとともに、同じ業務をまた新たな見方で見直す切っ掛けをもらえることにもなります。
先ずは率先して社員間での挨拶を行い、これを改めて当社のプランディングとして、社内外で活発化させること、感謝の気持ちを持ってお互いに接すること、お互いの思いやりの気持ちとともに、特に上司、先輩においては、感謝と称揚（褒めること）の精神を忘れずに持つことなど、会社組織、会社文化として基本的な在り方について、もう一度見直し、改めて実践していただければと思います。
また、昨年度は安全・品質に関わるインシデント発生件数が客先の注目を集めることとなり、その改善度合いがさらに重要な意味を持つことになります。この意味合いを十分に認識して、昨年度末にまとめた諸対策の確実な実施をお願いしたいと思います。
今年の春闘は、ベア等を踏まえて価格転嫁が見極められない中で、現時点で国内の経済状況を可能な限り踏まえた上で、記録的早期に妥結することができました。必ずしも納得が不十分な点もあるかもしれませんが、先ずは非常にすっきりした気分で新年度がスタートできたことも特筆すべきことだと思います。
当社および社員の皆さん、関係する各社の皆さんにとって、再び素晴らしい年度末を迎えられるように、頑張っていきましょう。
