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方針

2024年04月30日人材不足解消に向けて

 人材不足の解消が叫ばれて、かなりの時間が経っていると思っていまして、関係者の方々には非常に申し訳ない気持ちで一杯です。予想をはるかに超えるスピードで人材確保難が進行した感じですが、この間決して人材確保に力を入れていなかった訳ではありません。

 経営対話会や各種情報を踏まえて、現状の経営課題としての重要性がさらにかなり増しているという認識の下、昨年度から多くの資財を費やして(お金と人材を投入して)人材確保に動いていますし、2025年度新入社員に限らず中途採用についても意識して、必要な努力を継続しています。

 とは言え、各社も当社と同じかそれ以上に人が不足している状態なので、正直に言って採用活動がどれだけ成功するかはやってみて結果を見ないと分からない部分もあり、要員数が整うには一定期間が必要なことは言うに及ばず、また整ったとしても戦力になるまでの時間はやはり必要です。

 では、戦力となる要員数が整うまで、現段階で受け入れる側としては何もやれないということなのでしょうか。この点に関しては、現状で少ない要員であることを踏まえつつも、できる限りのことをするというスタンスでいていただければと思います。そこで、以下の3点について言及します。

 一つは一人でも少人数でもできるように、仕様を見直す、DX推進等で省力化するといった努力をする必要があります。これは当事者のみならず、現場が属する組織として対応する必要があります。

 また一つは早期に一人前になれるように育成方法の工夫や資格取得期間の短縮できるように検討や事前調整することです。既に設備運転部の一部で取り組んでいただいていますが、経験値としての時間(年数)が必要だとの認識は持ちつつも、そこを補えるようなやり方はないかという視点を持つということです。

 さらにもう一つは、会社組織の充実のために、自ら社員になってくれそうな人を勧誘するということです。当社の魅力がどこにあるのかは、皆さんが感じるままであるとは思いますが、インセンティブの活用も念頭に、他者に語れる部分は少なからずあると信じています。

 業務においては安全・品質の確保が伴わないと、人材不足解消後であっても既存の社員の負担が増すことになります。当社努力だけでなく、親会社への働き掛けも含めて、上記のように現状でも対応可能な部分も多々あると思いますので、ぜひとも頑張っていきましょう。



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