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方針

2024年02月29日組織の改善に係る一考

 会社の発展を阻害する悪影響を考えるべきなのですが、自らの不満等を振りまく人たちが、一定数居ることは一般的な話です(2024.2.15 会社での個人との関係性)。そこには前向き感がなく、それを改善するために自ら動くこともなく、決して自身の業務をしていない訳ではないが、ひたすら毒を吐き続けるタイプの方々です。

 また、自分が行うべき業務と他の人にお願いする業務との区別が付かない人も一定数おられます。俗に言う指導や説明、フォローがない丸投げなどが典型例ですが、ひたすら自分の責務を軽くすることだけを考えているかのようなタイプの方々です。

 さらに、以上とは別軸ですが、仕事を進めるに当たって、指示、指導とハラスメントとの区別が付かない、または付かないと見せかけている人も一定数いると思います。

 加えて、実は受け手の方にも、指示、指導とハラスメントと区別が付かず、ハラスメントだと騒ぐ、上司を困らせようとするタイプの方々も居て、そうなると逆パワハラとして扱うべきかもしれず、以上の仕事や職場の仲間に対する関係性は、とても複雑怪奇になりがちです。

 そして、以上で恐ろしいことは、これらのタイプの方々は自分が間違っていることを疑っていない場合が多いということもあります。

 改めて単純に言えば、「責任」「やるべき仕事」「当たり前」と言って適切なケア(フォロー、褒め)がないのは、仕事を進める上での共有感がなく、加えて状況の改善が見られないと、「頑張ったっていいことはない」「他にもっといい仕事がある」という志向になって、現状改善より現状否定だけが先立つことになります。

 これらについては、組合等を通じることも含めて、陰に籠ることなく、どうあるべきかを前向きに取り上げて継続的に議論、対応する必要があります。勿論すぐに改善すべきことと改善できないことの違いについて認識し、会社の現在位置が間違っている場合や会社への要求が当を得ていない場合も踏まえる必要があります。

 様々な形で声を上げていただき、組織改善をしていきたいのですが、経営対話会を通じた要望等については、社長Roomでの経過報告と合わせて、着実に実施していきます。現在当直員を対象として実施している経営対話会分についても同様に行うつもりです。



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