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方針

2022年07月19日社員はモブキャラではない

 昔であれば仮面ライダーのショッカー(古い?)、その他戦隊ものを含めた悪の軍団、時代劇やアクションものであれば悪に加担する手下たちなど、放映時間稼ぎや主人公の活躍を際立たせるために存在する端役が多数存在します。特撮ものの悪役キャラはともかく、時代劇やアクションものに付きものの、主人公たちにやられる悪役のその他一括りとしての手下たち、さらにそのご家族や親族の方々のことを考えたことがありますか?

 否応なしに悪に加担されていたかもしれないし、そもそも洗脳されていて善悪の判断がつかなかったかもしれないし、バンバンやっつけるのは良いのですが、その人や家族、親族の人生は一体どうなるのか… 気にしていてはドラマ等が楽しめないかもしれません。

 さて、会社間では、ともすると社員を一括りに、それこそジェイテックは…、ジェイテックの社員は…と言われることがあり、またおそらく当社でも関係会社のことを一括りに〇〇社は、又は〇〇社の社員はと言うことがあると思います。

 でも、決して一括りでは片付けられない、社員一人ひとりの事情や企業論理に従わざるを得ない状況がある訳で、それらを踏まえないと、実態理解を間違えることがあります。

 会社としては管理職を通じて、その辺りを十分踏まえて、総花的な従業員満足を追うだけでなく、個別に向き合う姿勢や個別に組織に働き掛ける姿勢も大切だと思っています。

 ゲームをする時にモブキャラ(その他大勢の名無しの群衆キャラ)に対して意識投影することはないけど、人生ではどんな立場、キャラでも自分自身が主人公なので、一定の役割を積極的に果たす、他の人に働きかける必要があります。

 一般的に売上と人件費コストとの関係、本人希望と組織論理との関係等で全員の希望を叶えることは難しい面もありますが、当社の今後の発展性に鑑みつつも組織と個人との関係が少しでも良好であるように、お互いに努力をして、改善されていくことを願わずにはいられません。



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