方針
2023年12月19日「やればできる」とは言え
「やればできる」とは、ある種の自信とも受け取れる言葉ですが、他人を励ます言葉として、チャレンジすることを奨励する際に用いられることも多くあります。
これと関連した話として、良く子供が注意された時に「今、やろうと思っていたのに」と言うことがあります。本当にやろうとしていたのか、気持ちはあっても行動に移し切れなかったのかは分かりませんが、少なくとも自分にはやらなければならないと分かっているという主張をしていることになっています。
実は「やればできる」という言葉は、これと似たところがあると思います。単にやろうとしないだけで、やるという気持ちが伴えば、或いは実際にやってみてさえすれば、結果は伴う／付いてくるという、少なくとも自分にはできる能力があることは分かっているという主張をしていることになっています。
これらは、実際本当にやらなければならないとしたら、「とっととやれよ」ということにしかならないので、やはり適宜実施することが必要です。
残念ながら、当社においては、比較的取り掛かりや実施が遅れがちなことがあって、時に他社に仕事を奪われたり、スケジュールが遅れたりということに繋がることが少なくないと思った方が良いと思われます。
親の立場であれば、「今、やろうと思っていたのに」という言葉より、実際の行動が伴い、結果を出すことが、結果的に本人のためになると思っているに違いないのです。それと同様に、ビジネスの世界では、「やればできる」という言葉より、実際に行動が伴い「やったらできた」として、その成果を対外的にアピールすることが極めて重要です。
当社が技術的、営業的にアピールすることが少しでも多くなり、これを理解してもらって協業ができたり、仕事がいただけたりすることが、今後のビジネス拡大に繋がるものです。
少しでも実績を積み、分かりやすくアピールしていくことを考えながら、業務に取り組んでいただけるとありがたいと思います。
