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方針

2023年11月14日繁忙期が始まる

 11月が始まっておりますが、先月までの状況を踏まえて、以下の点を噛み締めて乗り切る必要があると認識していますので、皆さんと共有できればと思います。

 事業計画外とした案件等が今一つ不明確ですが、それを除いても昨年度並みの今年度受注予測金額になりそうな点は、現段階では非常に順調さを保てている状況にあると言えます。但し、昨年度と異なるのは実際に受注に至っている案件が、金額ベースで昨年度並みになく、全社的には繁忙状態が昨年より年度末側にズレ、例年より厳しくなるのではないかと心配しています。これらを念頭に、今後さらに繁忙状態が継続する又はより厳しくなることを予想して、業務遂行においては幾つか注意しなければなりません。

 先ずは今年度既に第2四半期に頻発したトラブルや不適合に関連して、例年までであれば11月がインシデント発生の頻発月であるということを良く認識した上で、業務に臨む必要があります。KY、TBM、エンドミーティングでの安全確認活動には、最新の注意を払い安全、品質確保に努めなければなりません。繁忙なるが故に、トラブル等の可能性が増すことにも注意しなければなりません。実施体制上の課題確認、基本動作の徹底、コミュキャンペーンの実施、品質月間としての取り組みなど、改めて強化していきましょう。

 その前提として、皆さんの健康確保が重要で、コロナやインフルエンザの感染防止対策に努め、必要に応じて予防接種も受けるようにいたしましょう。感染が避けられなかったときには、他の方への配慮を優先し、無理をしないようにして上長に報告をしましょう。

 繁忙が増すと、今年度の目の前の仕事をこなすことで精一杯になることは、ある意味致し方ない部分もありますが、それが故に来年度の受注に向けた営業が疎かになるわけにもいきません。昨年も言いましたが、来年度日本原燃殿の予算措置との関係では年内が勝負です。また、事業環境としては来年度以降さらに厳しくなることが予想される状況、危機感を、もう一度改めて認識して各自において必要な行動、対応をしましょう。

 今年度予測された危機感の中で、昨年度同時期以降に皆さんが頑張ってくれたお陰で、今年度の今日があります。昨今の人材確保の難しさが相まって、繁忙感が解消され難いこともあるのですが、来年度以降も見越して、きめ細かい状況フォローとリスクヘッジを行うとともに、シェア拡大と新規営業についても、今月以降力を入れていきましょう。



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