JTボス通信JT Boss Blog

方針

2023年07月06日梅雨から本格的夏へ

 熊本に出張してきましたが、行きはやませ、熊本に着くと32℃、翌朝雨にて気温低めながら湿度高めで、三沢に戻ると30℃で、夜はところにより強い雨と目まぐるしい気候の変わりようでした。ただでさえ、梅雨における天候不順は毎年のことですが、肌寒さからくる体調不良だけでなく、高湿度から熱中症、脱水症に対する注意を行わなければならないことが意識させられました。

 コロナに関する注意レベルも下がったこともあって、外での飲酒も増えることでの二日酔い、依然としてマスク着用の他、普段からの朝食の不摂取などで、熱中症、脱水症に結び付く可能性が高まることも踏まえなければなりません。また、コロナ自体も、再流行の話も聞かれ、全く注意しない訳にも行かない状況にもあります。

 さらには、作業者においては私病と体調との関係も押さえておく必要があり、作業者本人はもとより、管理監督者においては、作業員の特性を頭に入れて、適切な注意を促す/施すようにする必要があります。無理をしない/させない判断を少しでも間違えることで熱中症災害が発生すること、仮に熱中症にならずとも作業者が仕事から離脱し、業務の労働力が低下して困ったことは、過去に何度もあったことでしょうから、この点を改めて認識し直しましょう。

 今後は、梅雨明けから暑さが増していき、より一層、普段の不摂生や安易な判断が熱中症災害に繋がることがあります。作業環境におけるリスク大小については、大いに注意を払うとともに、水分摂取の方法一つを取っても、一度に多量の摂取を行うことで、逆に脱水症を招くリスクもあることを、思い出しましょう。

 心身ともに万全の体勢で業務に取り組めることが良い成果に結びつくことは容易に想像できると思いますので、身体の調子も心の持ち方も、心配事については、関係者に気軽に報告、相談していただければと思います。

 度々言及しますが、今週から始まっている全国安全週間もありますが、それに紐づく災害防止の観点で、改めて特に熱中症、脱水症に注意する必要があり、それ以外でも以上に述べたような観点での油断、配慮不足が、災害の発生リスクを高めることにも注意していただければと思います。



Copyright j-tech66.co.jp