方針
2023年04月11日人財活用
同じ意見の人々をいくら集めても新しい知見は出てこない。これを人材がいないという。
この考えは、江戸時代の儒学者荻生徂徠の言葉（著書「政談」から）とされています。ここで大事なことは、進むべき方向・戦略は一致していなければならないという点であり、それを踏まえて、目標達成のやり方・戦術は状況によって変化して良いという柔軟な考え方があるということです。
この会社を発展させなければならないという点に異論がある人は居ないと思います。しかしながら、原燃以外の仕事・事業をやることについては異論もあるのではないかとも思います。この点で、当社は親会社から見れば100％子会社ではありますが、あくまでも別会社であることに違いないので、当社独自の観点からもリスク管理をしっかりと行わなければならないと思うのです。
そのリスク管理という観点からも、これまでのように一丸となってといいながら、多様化も必要で、皆とは異なるアプローチをする人財をどう活かすか、さらには思い切った人財の活用が行えるかを考える必要があると思っています。
「自分と合わないからとして、敬遠したり否定したりすることなく、自分なりに消化して協調できるか」なのですが、今の社長と常務が極力一般産業におけるモノの考え方を導入していて、これが当社では人と異なるアプローチをしている中、人に対する受容力を大切にしていただければと思います。
