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方針

2023年04月06日メダカたちはどこへ

 このブログのタイトルに含まれるメダカについてのお話です。

 ブログを始めた2年ほど前のメダカの捉え方は、淡水、汽水、海水へと生活水域を広げられる可能性を持つメダカに例えて、当社もリサイクル産業、原子力産業、一般産業へと業務領域を広げるように頑張ろうという趣旨でした。

 その前から生息域が狭くなることでメダカが絶滅危惧種に指定される一方、手軽に飼育できるペットとして広がっている外来種等を安易に放流することで、在来種である地域固有種との交雑が起こりその固有種が絶滅する危惧もあるという話もあります。そこで、絶滅を防止するために地域個体群として人工池などで保護、繁殖に取り組んでいる例もあり、神奈川県藤沢市の「藤沢メダカ」は特に有名です。

 メダカは手軽に飼育できるだけでなく、新種の開発も割と簡単に行えるため、楊貴妃という赤いメダカから始まって各種の新種が生み出され、中には高額で売買される品種もあります。最近では、空前のメダカブームによる新種開発で、数百種類の新種が開発されていますが、ついには遺伝子操作により紫外線を当てると真っ赤になるメダカが開発され、遺伝子組み換え生物の育成を規制する法律に反して一匹10万円で取引されるなんてことも起こっています(単価だけなら、もっと高い取引額のメダカもあったとか。)。

 我々ジェイテック社員を例えたメダカとしては、違法に手を染めることなく、堂々と技術やサービスで大海(一般産業界)に泳ぎだしていきたいものです。



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