JTボス通信JT Boss Blog

方針

2023年03月23日時間管理マトリックス

 標題の名称ではご存じないかもしれませんが、緊急度と重要度の2軸を持って4つの領域に区分すると、私たちの活動はすべて大別することができるというものなら、思い当たるのではないかと思います。仕事に限らず、上手く物事を進められる心構えにもなります。



 第1領域は「重要であり緊急である活動」で、締め切りの近い仕事、クレーム処理、事故や災害への対応が該当します。

 第2領域は「重要であるが緊急ではない活動」で、将来を見据えた準備や計画、品質管理、健康維持、人間関係作り、勉強や自己啓発が該当します。

 第3領域は「重要ではないが緊急である活動」で、会議への参加や報告書の作成の多くがここに該当します。

 第4領域は「重要でもないし緊急でもない活動」で、いつでもできることをやること、単なる暇つぶし、だらだらテレビをみたりスマホをいじったりという時間が該当します。

 一般に心がけるべきことは、第3、第4領域の時間を減らし、第2領域の時間を増やしていくことだと言われています。そうすることで、次第に第1領域の時間が減り、ゆとりを持って重要な活動に取り組むことができるようになります。

 ここで、考えるべきことは、概して私たちは処理すべきことが多いということです。多くをインプット(情報入手)し、多くをアウトプット(発信、報告)するような中に身を置いていると、それを整理すること自体が難しいとも言えます。

 もう一つ考えるべきことは、何が大事である(重要である、又は緊急である)ということが分かり難いということです。
 
 最後に考えるべきことは、重要であると分かっていても、着手を遅らせる、判断をしない、それをやらないような理由付けをしがちであるということです。
 
 しかしながら、会社の仕事について言うと、以上の点において自分で判断等できなければ、上司や先輩に頼ることもできるので、自分だけに寄らず効率的な仕事のやり方を求めていくこと(それは本当に自分が今行うべきことか)で、生産性を上げるよう心掛けていただければと思います。 



Copyright j-tech66.co.jp