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方針

2022年12月13日応援観戦後のゴミ拾い

 2022.11.27のコスタリカ戦は、日本にとって油断もあったのではないかと思える残念な結果でしたが、まだ決勝トーナメントへの可能性が無くなったわけではありませんので、日本代表には頑張っていただきたいと思っています。

 このようにW杯サッカーは盛りあがっていますが、試合自体も然ることながら、話題の一つに日本人サポーターによる応援観戦後の自発的なゴミ拾いがあります。

 このことは本大会に限った話ではありませんでしたが、日本人の古くからの教えの中に、ゴミは持って帰るとか、来た時よりその場をキレイにして帰るとかがあって、いつの間にかサポーターの中で広がったのではないかと思われます。ゴミ袋の色に青があって、それがサムライブルーと相まって、応援とともにゴミ拾い活動がしやすい側面もあるものと思います。

 残念ながら、一部著名人他がネット上で、清掃人の仕事を奪うなとか、身分制の残る社会でそんな非常識なことをするなとか、活動に真っ向から反対している(存在感を示しそうとしている?)なんてこともありますが、私自身としてはそんな心の貧しい人間にはなりたくないなと思っています。

 本当にそんな問題があるなら、現地情報としてネットに流れるハズだし、そもそもスタジアムの清掃はボランティアが行っているだろうし、仮に職業人が行っていてもより一層キレイにするだけで、それによって給料が払われないなんてことがあることはないし、何より一部の国のサポーターでもゴミ拾い活動を始めているなんてことも起こらないでしょう。

 ところで、我々の現場やオフィスで美化状態はいかがでしょうか?

 まさか、掃除の方々の仕事を奪うことなく、整理は若手や下請けの仕事だとして、汚したり乱れたりしたままにすることが正しいと思ってはいないでしょうが、朝オフィス内を回ると、パンチ穴等のくず、外からの土に持ち込み、明らかに前日から片づけていない状況などがあるのですが、身の回りの気になるところはありませんでしょうか。

 もし気が付かないのであれば、少しでも気が付くようにした方がよいですし、自分がその原因とならないように気を付ける、気が付いたらきれいにする、片づけるようにしたいものです。

 オフィスや現場の乱れは(もちろん服装の乱れも)心の乱れです。美化維持という観点に止まることなく、不整理や横着は不安全へと繋がっていきます。サッカーでのゴミ拾いの思いを馳せて、身の回りを少しでもキレイにし、保てるようにいたしましょう。



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