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方針

2022年11月22日伝説のコンサルタント

 伝説のコンサルタントとか、夢に溢れる経営コンサルタントとか呼ばれる、株式会社アントレプレナーセンター代表の福島正伸さんは、こんな話を残しています。

能力がない? すばらしい
才能がない? すばらしい
経験がない? すばらしい
そこから1ミリずつ成長していく姿こそ、人々は見たい。
映画では、
最初は1番ダメな人、それが「主人公」。
最初から強い人、それが「悪役」。
何度失敗しても、あきらめない限り、それは途中過程。
映画で一番失敗する人を「主役」といい、
そして映画で一番失敗しない人は「通行人」と呼ばれます。

 福島さんは起業したとき、出資を目的として、企画書を30人の人に見せたそうですが、最初の方から次々と「ダメ出しをされ」「それを修正し」を繰り返して、30人目で漸くOKが出たとのこと。でも、結果として、この30人全員から出資を取り付けたそうです。

 彼はダメ出しをされ企画書を修正する都度、それより前に説明した人に送り続けることをしていました。なので、最初の方は実に30通の企画書を受け取ったことになりますが、企画書が洗練され、彼が未経験未熟ながらあきらめないで成長していく様を見て、何があってもやり遂げるかもしれないと、全員が出資を決めてくれたという話があります。

 「未熟なうちは成長する。成熟すれば、あとは衰えるだけだ。」(マクドナルド創業者レイ・クロック)という言葉もありますが、ビジネスに限らず自分が今のままで良い、ある種成熟し切っていると思わず、また自分に未熟さを感じても福島さんの言葉を聞いたとき、少し頑張ろうという気分になれると思っています。

参考:ひすいこたろう、石井しおり「恋人がいなくてもクリスマスをワクワク過ごせる人の考え方」祥伝社黄金文庫



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