方針
2022年08月23日エンドミーティングのキャンペーン
ヒヤリハット→コンディションレポート登録と今年度も積極的に取り組んでいただいていますが、第1四半期（４～6月）の集計で協力会社でのコンディションレポート登録数は、２位にほぼダブルスコアを付けて当社が１位となっています。
もちろんコンディションレポート登録数そのものが目的ではなく、災害を発生させないことが安全を高め、効率的な作業に繋がり、収益も高められる、その元になる活動として理解していただけているものと思っています。改めて、協力会社とともに皆さんの取組みに感謝します。
さて、忘却曲線に沿うと、何もしないと一生懸命記憶した内容も1日で半分以上を忘れてしまうと言われています。
ヒヤリハットは皆さんが経験値、知識として積み重ねられるものの一つです。あの時、ふと危なかったとか、こうすれば良かったと思ったことを自分の中だけで止めないで、忘れないうちにエンドミーティングで報告し、早期に共有しデータベース化することは、危険予知活動そのものの質的向上、危険感受性の向上等につながります。
また、作業において上手くいったことを共有することも大切です。たとえそれが自慢話的になったとしても、インシデントの未然防止に繋がる気付きがあれば、それを共有することで他の方にも良い効果を与えることができます。
さらには、繰り返しそれらを振り返ることで、ヒヤリハットや上手くいった感覚を想起し、少しでも他に類似した箇所で有効なことはないかを考えていくことで、自分自身や働く仲間の安全性を向上させ、当社および協力会社の貴重な財産になればと思います。
大きな災害、トラブルを誘発しないようにするためにも、キャンペーン期間中の習慣化の強化を行う意味でも、しっかりと活動し、成果を挙げていくようにいたしましょう。
