方針
2022年08月18日星座のように考える
夜空に浮かぶ星々はキレイですが、昔の人はこの天空にある星々を繋げて星座を描くことをしていたかと思うと、余程ヒマ、ではなく相当ロマンチックであったと考えてしまいます。他に楽しみが少なかったのか、偶々そのような考えや話が後世に残っただけなのか云々はともかく、神話や宗教の世界と結びつけつつも、あれが〇〇座、あれが〇〇座というような想像力は素晴らしいと思います。
ところで、一つの気になることがあったとします。気になるので、そればかりに目が行き、考えや思いが集中することは仕方のないことかもしれません。その気になることは、課題であったり、アイディアであったりと様々でしょうが、それらを解決したり、膨らませたりして、より良い方向に向けたり、より良い形にしたりするには、案外そのことばかり考えても上手く行かないことが多いものです。
そんな時は、ふと周りを見てみましょう。よく似たことが既に解決しているかもしれませんし、同じようなことを一緒にくっ付けて考えたらもっと上手く行くかもしれません。全く関係ないと思われたことが別なものと結びつけることで、解決ができ、アイディアが膨らむかもしれません。
そのためには、何かしら自力で調べたりするだけでなく、同僚や上司など人に話してみると、ヒントをもらえるかもしれません。他の人の予定をみれば、知らないうちに助けとなる人が訪問していたり、関係する出来事が起こっていたりするかもしれません。一つで進めるより、共同で進めた方が良かったり、いろんな結び付きでサポートしてもらったりもできるかもしれません。
既にそこにある幾つかの点（課題、アイディア、協力者、イベントなどなど）を線で結び付けることで、星座のようにイメージが浮かび上がり、新たな手段、方法、価値が生まれることがあります。ご参考まで。
