JTボス通信JT Boss Blog

方針

2023年10月05日成果をアピールするために

 下期からの目標設定に当たり、ここで述べようとしている話は、他者と比較したり他者を蹴落としたりするのではなく、純粋に自身の成果をアピールしやすくすることについて述べたいと思います。

 成果を成果とするためには、ご存じのように、先ずは事前に自分の目標を定めておき、それに対してどのくらい達成できたかを示すことが必要です。個人の目標は、会社、部・室、グループの順に設定された目標に何らか紐づくように設定し、会社の目標に何らかの形でつながると、会社への貢献が分かりやすくなりますし、成果をアピールしやすくなります。

 その立てた目標が定性的だと、いざ評価になって出来が悪くともそれなりに成果を書けますが、それだと客観的に納得できる評価になり難いので、評価者の主観に依存するブレを排除するためには、何らか数値的な指標に基づく目標設定をすべきです。この目標とする数値には、件数、期限などがあり、数的に上回る程度、期限に対する余裕などに加えて副次的な成果を評価することで、単純に達成したか否かだけでなく、さらにそれに加算される達成内容であるとして、評価の程度をアピールしやすくなります。

 この時に、ゼロサム的なもの、例えば単純に「〇〇資格を取る」という目標は、例えば合格で1、不合格で0というように数値目標っぽいのですが、実は加算するポイントがなく(高得点の合格もギリギリの合格もそれらに違いがなく)、結局合格しても単純に普通レベルの評価で、不合格なら目標未達という、基本的に設定するには不向きなものです。

 また、せっかく数値目標を立てても、その難易度が高くなければ(できて当たり前レベルでは)、達成した時の評価が高くならないことにも注意する必要があります。

 以上、業務に関連する数値目標を適切な難易度で設定し、その達成度に応じて評価ができ、自らの成果をアピールできる目標の立て方が重要です。ただし、目標の立て方やその後の評価は、評価者が真っ当であることが前提ですので、面談等で良く話し合った上で納得ができないときには、更なる上司や人事Gに相談するようにしていただければと思います。



Copyright j-tech66.co.jp