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方針

2023年08月29日足踏みしてしまうこと

 自らチャレンジすることは難しいことです。今後、個人の業務目標としてチャレンジ項目を入れましょうという話に止まらず、私的にも何かをやらなければならないと考えたものの、必要な1歩が踏み出せないということはよくあることだと思います。

 このときにその行動が意味するところは、単に「行わなかった」ではなくて、「動かない」ということが身についてしまっていることになっていないか注意をする必要があります。即ち、行わないというプラマイゼロのイメージではなく、実は動かないというマイナス、ある種の生活習慣病であったということには注意する必要があるということです。

 自ら変わる、1歩踏み出すためには、どこまで真に自分ごと、自分のためになることと考えられるかということがあります。どこか他人や周りに言われてやることだと、自分ごとでなかったり、さらにはみんなごとであったりにして、何が何でもやろうという気概に欠けてしまうのではないかと思います。

 足踏みはむしろ準備体操と前向きに考えて、先ず1歩動き始めることが重要です。

 因みに、考えすぎて1歩目を踏み出せない背景にある2つの理由は以下の通りと言われています。
・1歩目の正解を知りたがる
 正解は知るものではなくて、自らが創り出すもの。「正解はないか…」と探さない。ぶつかりながらも前に進み、突破口を切り拓くのが自然な姿
・1歩目が大き過ぎて高過ぎる
 他の人の成功事例などを知ると、そこにとらわれて立ち往生してしまいがち。最初から大きな1歩は目指さず、スモールステップから

 大事なことは、他人の1歩を真似するのではなく自らの1歩を踏み出すことがおそらく「正解」です。そこでの経験が違う1歩、さらに進む1歩に繋がるのだと思います。

参考:日経トップリーダー2023/6号 P44



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