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方針

2023年05月30日目的の本質

 「目的」というと何となく、単純に目標と同じようにして捉えていることがあるのではないかと思います。「目的」を英訳すると以下の3つが挙げられ、それぞれの意味によって、英語から「目的」の本質を考えてみましょう。

 ① Purpose(pur「前に」+pose「置く」から:現状より高い状態を実現している状態)
   より大きな価値を実現している将来の状態(目的は将来像そのものである)
 ② Objective(Object「対象」から:狙いとするもの)
   意図を持って狙いとするところ(意図のないものでは目的は成り立たない)
 ③ Goal(語源gol「限度・リミット」から:到達点)
   到達点(中継地点や通過点は目的ではない)

 以上の3つの性質をもって、「目的」は成り立っていて、「新たな価値を実現するための目指す未来の到達点」が「目的」の意味の中心です。ここで、強調されるのは、「目的」は過去からの延長線から表れるものではないということです。

 過去や現在がどうあっても、これから何をどこまで目指すのかを決める自由は我々自身にあります。未来が偉大なものとなるか、小ぢんまりとしたものになるかはすべて我々次第です。

 「未来のカタチ」プロジェクトには、このような大きな未来の目的に合致するようなものが選ばれ、夢の実現に向けた取り組みがなされるようにありたいと思っています。

参考:仕事のできる人は「何のためにやる?」の思考の深さが違う、2023.3.15配信、ダイヤモンドオンライン



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