方針
2023年05月18日オジサン的＝悪？
週刊誌等のコラムっぽい話ですが、最近はマスコミのせいか、情報発信力の違いのせいか、何となく標題のような印象操作をされているのではないかと感じることがあります。
一般に年寄り扱いされたくないと思いながらも、現実は世の中の技術進歩等への追従度合によって、若者とは一線を画す扱いを受けることも多々あるとは思っています。
差し当たり若者とそれ以外を分けるものに、デジタルデバイスやサービスの浸透度と同時に、それらを使う際の使い方（ソフトウエアの利用方法）があると思います。最近は何故か、若者が使っているように使っているかが試金石になり、そこをマスコミが茶化して「今どきの若者は」ならぬ「最近のオジサンは」のような扱いに、違和感を覚える人はおられませんか。
例えば、会話のようにSNSを使う若者に対して、メールのようにSNSを使うオジサンみたいな構図があって、その中できちんとした文章（句読点がある文）に圧力や違和感を覚える若者がいるといった話を聞きます。だからといって、SNSの正しい作法を誰かが決めたわけでもなし、社会常識を意識すればこんな面もあるとしても良いのではないかと思うのです。
翻って、新しい時代になっても仕事や会社に関わることとして、若者が好まないであろう規律や社会性の観点で保守的な側面を持つ、特に公共性の強い電力業界やそこに属する当社のような企業群では、世間からの目をやや過剰に意識することがあって当然だと思うのです。
当社のモラルガイドラインやルールにも、そういう部分があって、納得のいかないことがあるかもしれませんが、そんな時にはオジサン的に決まっていることにも意味がある点を踏まえつつ、必要な持論を提起して実施し、必要な変更をすればよいと思っています。
