方針
2022年10月04日靴のセールスマン
これは事業に厳しい経営者が、販路を広げる話です。
靴の製造会社を経営する人物が、とある孤島に市場があるか、一人のセールスマンを派遣した。
その男から次の報告があった。
「島の人たちは靴を履いていません。ここには市場がありません。」
この報告に納得のいかない経営者は、別のセールスマンを派遣した。
その男からは次の報告があった。
「島の人たちは靴を履いていません。よってすごい市場が存在します。」
この報告にも納得のいかない経営者は、さらに別のセールスマンを派遣した。
その男からは次の報告があった。
「島の人たちは靴を履いていません。なので、彼らの足は傷つき、あざもあります。
私は島の部族長に靴を履けば島民は足の悩みから解放されると説明すると、非常に乗り気になりました。彼の見積もりでは１足〇ドルとすると島民の〇％が購入するだろうとのことです。
おそらく初年度で〇千足が売れるので、島までと島内の輸送、流通経路を確立するコストを差し引いても、大きな利益を生む可能性があるので、早急に話を進めましょう。」
できない理由を探すより、失敗を恐れず、可能性があるところにどう立ち向かうかを考える方がワクワクできると思う人が居ていただけるとありがたいです。また、失敗責任を追及するよりチャレンジをしない方が損な感じがするように、心理的安全性を高めるようにもしたいと思っています。
