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方針

2022年09月22日理解して実行する

 美化キャンペーンについて、私の考えるところを改めて付記したいと思います。

 先ず当社の事業のほとんどが現場作業を抜きに語れないのはご存じの通りだと思います。では、現場で機材などが散乱したりして、定められた場所に整然と置かれていなければ、職場として評価されません。そのような現場では効率性が低く、安全や品質を保った作業ができないのは容易に想像が付くと思います。日本原燃再処理事業部配布の現場作業におけるべからず集にも「あと片付け」として整理整頓に係る記載もあります。

 オフィスは、作業現場そのものではありませんが、現場と同様の意識を持って整理整頓すべき場所であると理解すべきです。その意識が持てて初めて、冒頭のキャンペーンをやってまで美化をやるのかという答えが持てると思います。また、オフィスでも片付いていないと、避難経路の確保など安全上の問題にもなり得ます。さらに、自席周りに限らず、その他の場所についても、あるべき美化を実施していただければ、当社現場やオフィスでの取組みを親会社等から見て、業務を依頼することへの安心感に繋がることは請け合いです。

 キャンペーンには意味なく実行することはないことを理解し、成果を想像しそして実行していただければ、少なからずより一層キレイで快適なオフィスになると思っています。

 トップダウンでの一方的に強制するやり方は長続きしないことが多く好みませんが、企業文化、企業価値の向上の観点も踏まえて、皆さんの主体的な協力の下、キャンペーン推進ができればと思います。

 ところで、上述では(現場をきれいにするならオフィスも、という)現場とオフィスとでの対比による美化の意味合いを説明しましたが、このような説明と同様に、コロナ禍のマスク着用に関して、対比による見事な趣旨の伝え方を目の当たりにしたという最近のSNSネタを、以下に紹介します。

 『解体作業のお兄ちゃん達がノーマスクでラーメン屋に入店してきたので、その店主が「マスクしてくれんか?」と言ったところ、「何で?」と言うので、その店主が「お兄ちゃんらの現場にノーヘルのサラリーマンが入ってきたらどうや?」と言うと、「なるほど!」と言ってマスクをしていた。』



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