方針
2022年06月20日熱中症防止キャンペーン
今月のコミュキャンペーンとして、標題のキャンペーンが今日から始まりました。
冬の季節的な災害防止キャンペーン対象が転倒防止なら、夏の季節的な災害防止キャンペーン対象は熱中症防止になると思います。
既にご存じのことも多いと思いますが、思うところを改めて記したいと思います。
先ずは、熱中症を注意しなければならない時期に入っているという強い自覚を持って頂きたいということです。気温的にはこれからさらに上昇しますが、気温が本格上昇する前から湿度が上がると熱中症になる条件が整い得ることに十分気を付けることが必要です。
作業を行う前に作業環境がどうであるか、現状のみならず作業を継続した場合に天気予報とともにどう変わり得るかも事前に十分に想像しておくことが必要です。備え付けの温度、湿度等からのＷＢＧＴ値に十分注意し、早めの休憩、水分や塩分補給など体調が悪くなる前の予防的な措置を行うことが大切です。
また、本人が注意することは言うまでもないのですが、監督者を含む働く仲間がお互いに十分気を付ける必要があります。朝のミーティングから顔を合わせる機会や様子を伺う機会があるときに普段と違うことがないかを注意する必要があります。
最後に、作業前夜においても翌日の作業に影響を及ぼすような飲酒、夜更かし等を行わないプロとしての自覚を持った行動をする必要があります。そして、何らかの体調不良があって、作業当日にどうしても普通の状態ではないときには、無理して作業を行う責任感ではなく、災害等を起こし周りに迷惑を掛けることで予定通り作業を全うできない責任感で、体調不良の旨を申し出て、休養を取ったり、担当作業内容を変えてもらったりするようにしてください。
去る冬は転倒災害ゼロを達成していますので、この夏は熱中症災害ゼロを達成するようにいたしましょう。
