方針
2023年05月11日多能工化いろいろ
今年度以降の戦略として、生産性向上等を目的として、多能工化への取り組みを上げています。これは、閑散期の今に特に意識すべき内容で、これには様々な観点があります。
業務の閑散期にまとまって教育・訓練を行うといった考え方もあるのですが、外販も含め多能工化を図れており、営業、受注ができれば、収益の平準化等の観点でも、閑散期でも業務を行いやすくなるという利点もあります。もちろん、このことにより担当が複数化でき急な対応がやりやすくなること、他の観点から業務を見られることという利点もあります。
一つのことを突き詰めて、そこで習熟度を高め専門家として名を馳せることも考えられなくはないのですが、それだけに頼る会社人生はリスクを大きくするとも考えられます。
現場であれば、分かりやすくは運転が保守を知ること、保守が修繕等工事を知ることなど、複数の視点を持つことで、客先でさえ思いつかないような考え方や効率性を発揮することができます。客先は、むしろ業務分野や契約範囲を分ける方向ですが、それを補う感じです。
以上は、現場だけでなくサービス部門でも、または現場とサービス部門との間でも志向すべき利点もあります。これによって、誰かの代わりに直ぐにサポートが入れられること、他の業務を知ることで今の業務での気づきがあること、そしてそれらのことは生産性の向上に繋がり、個人的にも会社的にも付加価値が向上すること、売上/利益(総額/1人当たり)の増加に繋がること、自分自身の成長を果たして多くをアピールできることがあります。
本業と異なる新たな工種に挑戦する地元企業もありますし、我々ができないとは思えません。新たな武器を手に入れるためにも、前向きに取り組んでいきましょう。