方針
2022年09月15日耳をすませば
都会の雑踏では、いろいろな声や音が紛れて聞きたい声や音が拾い切れないこともありますが、六ヶ所では、そんなことがないことに逆に慣れてしまっています。そうした実際の声や音と異なり、自分自身や皆さんの心の声はちゃんと聞こえているかは、都会であるなし関係なく、重要なことだと思っています。
振り返れば、どの選択肢にするかと考えることは誰しもあると思いますが、本当にこうすべきだと、天地神明に誓って正しく判断していたかは、心もとないかもしれません。やりたいこととやってはいけないこと、やりたくないこととやるべきこととの葛藤は誰にも付きもので、そんな時に心の声に耳を澄ます必要があると思っています。
また、皆さんから様々な声を上げていただくことで、改善に繋がることは多々あると思っていますが、会社側が聞く耳を持つ（その後、話し合う関係ができている）ことも極めて重要で、声を上げていただく前に、声を聞く準備ができている、耳を澄ましていることも皆さんに感じ取っていただけるようになれば、と思っています。
先月８月２７日に六ヶ所スワニーでジブリコンサートがあったので、ジジイ1人だけど…と逡巡しつつも結局は行って、非常に良いコンサートを堪能してきました。
コンサートで声優・歌手の本名陽子さんが「耳をすませば」の劇中歌「カントリーロード」を歌う前に、「先日亡くなったオリビア・ニュートンジョンの歌でもご存じかもしれませんが」とおっしゃっていたのですが、この曲はいろいろカバーされていて、少し前にはポカリスエットのCM（吉田羊さん他）で歌われていたくらいです。
でも、私自身はオリジナル「故郷にかえりたい」でのジョン・デンバーの声がしっくりくるのですが、きっと誰もご存じでないと思い当たると、年齢を感じずにはいられません。でも、皆さんもいつかそんな風に思う日がくるのですよ、きっと。
