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若い頃の昔話は面白い?

年配の先輩から「俺(私)の若い頃は・・」「昔はこんなことをしたもんだ」と話をされる経験は誰にでもあるものと思います。
事実、私も社内では年齢も上から数えた方が早い年代ですが、「昔は・・」「若かった頃は・・」のような話をすることがあります。
でも、聞かされる方は真剣に聞くかというと、必ずしもそうではありません。
特に、年配になると若い頃の自慢話が出てくることがあります。自慢話は、話をしている方は気持ちのよいものですが、聞いている方にとってはたまったものではないことも多いのではないでしょうか。
「またその話ですか?」と言えるような仲ならまだいいのですが、それも言えずにとにかく最後まで聞かなくてはならないような雰囲気であると、忍耐のために時間を費やすことになります。
私も若い人に対して自慢話をすることはあります。単なる自慢話で終わると聞き手にとっては忍耐の時間ということになってしまうので、なるべくオチを言うようにしています。
「昔はこうだったけど(ここまでが自慢話)、今は考え方が変わってきていて、できない時代になっている。気を付けないとね」こんな感じですが、本質は自慢話ですから、我慢して聞いている人は少なからずいるのでしょう。
同じ若い頃の話でも、自慢話とは違って真剣に聞いてくれる内容のものがあります。
内容が成功体験である場合、成功体験で話が終わってしまえば単なる自慢話ですが、なぜ成功したか、あなたもここは真似られるといったノウハウ的な内容が含まれると聞き手が真剣に聞くようになります。聞き手自身にその内容が跳ね返ってくるからです。
失敗体験であればなおさらです。何をするとしっぺ返しを食らうかは聞き手にとってもかなり興味のある内容です。聞き手にとっても教訓になります。うんざりするような自慢話と違って、かなり真剣に聞きたい内容ということになります。
話をしている人がかなり上位職のような場合、聞き手にとっては雲の上の人のように感じることもしばしばです。そのような人でも当然ながらいくつかの失敗を経験してきています。その失敗談を共有すると「こんな人でもこんな失敗してるんだ」と人間味を感じやすくなります。それまでは雲の上くらいだった距離感がかなり縮む方向に働きます。その結果コミュニケーションの取りやすさが上がってくることもよく聞くことです。
昔の話もコミュニケーションの一環と捉えると、武勇伝や自慢話だけにとどまらず、ノウハウや教訓も交えることが有効です。


