方針
2022年06月13日キャリア論の話
今年度の管理職研修に際して、私からお願いしてキャリア論の話をさせていただき、先週で全管理職にお話を終えました。少し難しかったかもしれませんが、丁寧にお話したつもりです。
会社に入って、自分がどのような会社人生を送るつもりなのかは、自分自身の問題として捉えなければなりません。技術職、専門職として極めていくのか、総合職として管理や経営的視点を拡げていくのかは、会社からの期待も然ることながら、いずれかのタイミングで自分自身が決めなければならないことだと思います。
そのためには、管理職自身も接する部下に対しても、どういう適正、どういう希望があるのかということと同時に、キャリアに対してどういう考え方があるのか、実際にどのようなキャリアを歩むことがあるのかということについて、少しでも参考になれば、管理職の方々へのエールになったのではないかと思う次第です。
物事の捉え方や価値観は、人や時代によって様々ですが、最終的には自分自身がどう納得できるか、場合によっては棺桶に片足を突っ込むまでは分からないかもしれません。
一度しかない人生を少しでも満足できるものにするために、ひねた考えはあまり持たず、素直な自分自身の声に耳を傾け、豊かなコミュニケーションを心掛け、充実した日々となるようしていただければと思います。
その中で、当社に勤めたことに少しでも満足できるように、必ずしも計画的に行かないことでも、チャンスがあればそれを生かすことも考えていただいて、管理職のみならず、経営層、組合員も含めて、公私ともに充実した生活を目指せるようできれば、と思っています。
そのために制度改善など時間は掛かっても、従業員満足は企業戦略の一環となれるように取り組んでいきたいと思っています。
